簿記1級を受験して 【学び・反省まとめ】

こんにちは、イバスタです。

先日日商簿記1級を受験してきました。

イバスタ
イバスタ

受けてみないことには合格できませんからね。

圧倒的に準備不足ではありました。

日商簿記1級となると、作成側としても本気で作ってくるわけですから、簡単ではないことは重々承知です。

限られた時間で本気で勉強しました

受験しなければ合格はないですから、試験会場の雰囲気を知ることも踏まえ簿記1級を受験しました。

特に商業簿記の第1問は本当に難しかったです。

時間をかければもしかしたら解けたのかもしれませんが、90分という制限時間の中では厳しかったと思います。

もうこれはどうやっても解けないと判断し、私は比較的早急に捨ててしまいました.

*この戦略は正しかったようですが、合格するためには部分点を取りにいく必要はあります。

簿記の講師から言われたことで

簿記1級に合格するための戦略としては、制限時間内で解けない問題は捨てて、確実に解ける問題を増やしてくこと。

基本的な仕訳や知識を確実にしていくことが合格に近づけることを試験を通して肌で感じましたし、今回の試験は過去に薬剤師国家試験を思い出しました。

私は第99回薬剤師国家試験を受けたのですが、これもいきなり傾向が変わった年で、問題を解き始めてびっくりした思い出があります。

この時はびっくりした後に戦略を変えて、確実に解ける問題から解くようにしました。

それがうまくいき国家試験は合格できたと思っています。

さて今回初めて簿記1級を受けたわけですど、簿記1級を受験したことは自分にとってかなり良い経験でした。

得られた良い経験とは?

1:試験会場の雰囲気を経験できたこと。

当日受験者の数や当日の流れ、机の高さ、部屋の温度や湿度、照明などの環境、試験までのコンディションの調整の仕方など、当日の簿記1級の試験者は7名でした。数名欠席者がいたので、仕事や急な用事が入ったなら仕方がないですが、簿記1級の受験チャンスが年に2回と考えると非常に勿体無いことをしているなと思います。

自宅や図書館、ワーキングスペースでやる雰囲気とは全く異なるので、受験慣れのためにも受験したことで経験が積めました。

また合格を本気で狙いに行くと、気持ちが昂ってしまい、場の雰囲気に飲まれた結果、実力がうまく出せず悔しい思いをしたことがあります。

このような経験をされた方もいるでしょう。

残念ながらそれも実力ですので、今回受験慣れをしておいてよかったと思います。

2:試験中の時間配分、戦略について考える経験ができた

試験開始ほど5分ほど使用して問題を吟味していました。

吟味をする目的は処理に時間がかかる問題を後回しすること、捨て問を見つけ、諦める判断をすることです。

簿記1級は傾斜配点があるため、みんなができないところに得点が来ない傾向にあると言われています。しっかりとみんなが取れる問題を取りこぼさず、得点を重ねていくことで合格につながると思います。

今回は先に問題の吟味を行い、設問ごとに大体の時間配分を設定することができたため、難問と言われていた設問は後に回すことができました。

次回も同様の戦略でいきたいと思います。

3:自分に足りないもの

試験では用語を答えさせる問題があったのですが、単なる暗記では全く太刀打ちできないことを認識しました。

実際に知っている用語が出題されたのですが、他と絡めた問題で、対策はしていたのですが、甘かったようです。

用語を暗記するときに、どのような時に用いられるのか、具体例を取り上げながら理解を深めていこうと思います。

今回、合格する実力はありませんでした。しかし合格する実力が足りなかったと自覚していたとしても受験することで得られる経験は多いので受験しましょう!

せっかく受験登録して当日ドタキャンは非常に勿体無いです。

次につながる学びが必ずあります。

簿記1級は解ける問題を吟味し本質を理解すれば合格に近づけるのではないか

簿記1級は2級のままのやり方では全く太刀打ちできないことが分かりました。

2級では試験を積極的に受けて試験慣れをすることで一気に合格まで持っていけましたけど、これだけでは1級では足らないです。

断言できます。太刀打ちできない

試験慣れも重要ですが、問題を吟味すること、仕訳や原則ができた背景・目的や理由などの本質を理解すること、貸借対照表や損益計算書、キャッシュフロー計算書を自力で作り上げる程度の力が必要だと思います。

工業簿記も同様ですね。

次の試験に向けてやること

  • 暗記についてはその用語の背景を考えること、用いられる具体例を自分で作成する
  • 例題や練習問題を自分でツッコミをする。(より深掘りをする)
  • アウトプットとして自作の問題を作成する
  • 両サイド(買い手や売り手など)の立場や取引を関連させて学ぶ

このようなことを意識づけしながら学んでいきたいと思います。

もしかすると次回の試験までに終わらないかもしれませんが、確実に合格には近づくと思います。

社会人になると何回でもチャレンジはできるわけですから、今回の反省をもとに次回も挑戦していきます。

どうもありがとうございました。

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