【薬剤師】嫌な仕事にチャンスあり【あえて逃げない】

こんにちは、イバスタです。

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とある薬剤師

嫌な仕事からはさっさと逃げよう。時間の無駄。

はい、私は出来ていません笑 むしろ逆のことをしています。

さて、今回は嫌な仕事から逃げずにやった場合はどうなるか解説します。

以下が今回の内容です。

嫌な仕事【薬剤師】とはそもそも?

薬剤師の仕事で嫌な仕事ってなんでしょうか?

よく考えてみると以下の三つが比較的嫌がる人が多いんじゃないかなと思います。

薬剤師の嫌な仕事とは?
  1. 繰り返しの作業(調剤、監査など)
  2. コミュニケーション(電話対応や服薬指導など)
  3. 発信(講演会、論文、学会)

1の調剤や監査などは薬剤師の仕事ですので、これは逃げてしまうと仕事になりませんね笑 

これが本当に嫌なのであれば、薬剤師をやめて別な仕事を探した方がはっきり言ってメリットがあると思います。

2や3の発信やコミュニケーションは逃げようと思うと、結構逃げられますね。

実際に職場で電話対応など面倒なことをやらずに逃げている人もいるので。

ということで、この発信とコミュニケーションを逃げずに立ち向かうと、どうなるかについて解説します。

ではコミュニケーションについて見てみましょう!

クレーム対応

クレームはどの職場でもありますね。

例えば、ふとしたことが原因で患者さんからクレームを言われたり、苦手な方から電話越しクレームや怒鳴られたりするとヘコみます。

そもそもそれって自分と全く関係ないのではというクレームも受けるので、理不尽なことも常々あります。

一番印象的だったクレーム

患者さんと飲み方について相談したところ

夕食後に飲み忘れが多く、朝に統一しましょうかと提案。

患者さんから同意を得て、医師へ了解をもらった。

すると…

なんで飲み方を変えたんだ?

先生の面目を潰す気か?

これで調子が悪くなったらどう責任とるんだ?

お前に責任を取れるのか?

というクレームを繰り返し1時間言われ続けました。

長々とクレームを言われるのもしんどいですね

こちらから謝罪をしましたが、(謝罪するのもどうかと思いますが….)全く聞き入れられず、「お前二度と関わるなよ」と言われ終了。後日医師もつかまり1時間同じことで拘束されていました。

それでも後日再度訪室すると、クレームを言っていたことを忘れたみたいで、逆に仲良くなりました。

よくわかりませんね….

病室から戻ってみると、他のスタッフから「大丈夫だった?」「大変だったよね?」という言葉と最後に「ありがとう」という言葉をもらって、少し認めてもらえたようで嬉しい気持ちになりました。

入社したばかりの頃は

入社して最初の頃は、気持ちに余裕がなく、ひたすら謝罪ばかり。

それが患者さんを余計怒らせ、謝罪後は気持ちが落ち込んでいました

こちらのミスであれば仕方がないのですが、全く関係のない理不尽な理由で怒られるても全て受け止めしまっては気持ちが沈みます。

クレーム対応が徐々に慣れてくる

しかし、徐々に怒られることに耐性がついていきます。

最終的には怒られていていも、理不尽なクレームであれば聞き流すこともできます。

要は「どうでもいいこと」と割り切れるんですね。これが重要です。

ここまで来るとクレームを訴える患者さんがあまり怖くなくなって、気持ちに余裕が出てきます。

慣れてくると分析ができるようになる

そうするとなんでこの人は怒っているのだろうか、これは自身の問題ではといった冷静な対応ができます。

クレームは必ず出てきますが、誰もやりたがりません。

それをさらっと対応できる訳ですから、職場内でも、ましてや転職時でも非常に貴重な人材になります。

嫌な仕事は誰もやりたくないので。もちろん評価されないのなら転職を検討してもいいと思います。評価されるところにいきましょう。

面接の時にクレーム対応の話をすると好感触かもしれませんね。

苦手なことから逃げますが、それをあえて立ち向かって数をこなすことで苦手意識を克服することができるようになると私は思っております。

逃げ続けていると

逃げ続けていると、電話を受け取るのも嫌になり、なるべく苦手な方には関わらないように仕事をするので、クレームを言う人に怯えながら日々仕事をしていくことになります。

大体こういうものは人が見ているので「〇〇さん嫌な患者さんから逃げるよね」といったレッテルを貼られ職場での立ち位置も・・・といったこともあります。

はじめは辛いですが、ここはあえて自分から向かっていくと、徐々に慣れていき、落ち着いていきますので頑張りましょう!

苦手なスタッフとの関わり

人間ですから、苦手な人は必ずいます。

気難しい先生、スタッフさんは必ずいます。大体周囲も関わるのを控えてしまいます。

新人の頃はひたすらに気を使っていました。

こちらから話を出来ず、いつ怒られるのだろうかと、常にビビりながらひたすら聞き役となっていました。先生に質問をすることもできず、その先生が来た時には逃げていました笑

変化のきっかけは怒られてから

一度怒られてしまうと、怒られたくないという感情が消えます。

一番恐れていたことが現実となり、これ以上最悪の事態が起きないと思ったからです。

そうすると気持ちに余裕が出始め、その先生との関係が良好になってきます。

なので最初は苦手かもしれませんが、接触回数を多くして慣れていくという方法が有効だと思います。

もちろん気持ちが潰れるようならさっさと逃げて下さいね。潰れず、継続して仕事をこなしていくことが最も優れたことですので。

発信すること

グループディスカッションや学会発表など嫌がりませんか?

発表の準備をするのが面倒であったり、恥ずかしいから嫌だと思う人はいると思います。

しかしみなさん嫌がるのであれば率先してやりましょう。発信はメリットしかありません。

発信を繰り返すと次第に慣れていきます。

そして発表を楽しませようと工夫をしていくと、徐々に評価を得るようになります。

発信は数をこなすこと

学校や予備校の先生は余裕を持って話されていますよね?

これは日常的にアウトプットする環境にいるからです。

なので習うより慣れろというように回数をこなしていけば、発表への悩みは減っていきます。

発信が積極的にできるなら可能性が広がる

発信はやればやるほど、慣れてきて様々なことがスムーズに出来るようになります。

まずは、組織内で発信を積極的に行い、慣れてきたら外へ積極的に発信を広げていきましょう!

外へ発信を広げず、その場所でどんなに頑張っても、サラリーマンでは評価に繋がりにくいです。

外への発信を頑張ることで、外への繋がりができ、そこから新たな仕事のチャンスが出てきます

嫌な仕事は誰もやりたくないけど、積極的にやれば一目置かれる

私は入社して6年目になりますが、他の薬剤師が渋っているような仕事を積極的に引き受けてきました。(これは自慢です笑)

例えば、学会発表や講演会、院内での研修会、クレーム患者さんへの対応や少し対応が難しい医療スタッフさんなどなど…結構やってきたんじゃないかと思います。

もちろん「これはやりたくないわ」と思うこともありましたが、「やればなんとかなる」といってやってきました。

なんとかなる」って思うと本当に んとかなります 

嫌な仕事をこなしていくと徐々に変化が生まれる。

嫌な仕事をこなしていくと、徐々に色々なスタッフから名前を知られるようになります。

知らないスタッフからも名前で声をかけられます。

時折、他部署の科長さんから「頑張っているみたいだね」といった声をかけてくれますが、こういう不意にくる激励の言葉は嬉しいですね。

このようにやりたがらない苦手な仕事を引き受け続けると、顔が広くなっていきます。

なぜなら、嫌な仕事をやるということはオンリーワンの存在になると言ってもいいでしょう。

だって、誰もその仕事をやりたがらないわけですから。

オンリーワンはやりたがらないことをやるわけなので、信頼が生まれます。

そして徐々に人が集まり、目立ち、廃れないです。

誰もができることは、すぐに追いつかれ、追い抜かれてしまいます。

誰もがやりたくないということは、追いかけてくる人が少なかったり、当たり前ですが、やる人がいません。

さらに自分に課題を与え、コピーできないようなこと、真似できないようなことができるので、私はチャンスだと思っています。

嫌な仕事のままなのは量が足りてないから

先に言ってしまうと、嫌な仕事だと思っているうちは、まだまだ経験の量が不足しています。

嫌な仕事だから無意識的に逃げていってしまいませんか。

そうすると経験値が得られないので、慣れや成長が得られません。

なので現状維持はできず退化していきます。

嫌な仕事だから、誰もやりたがらない仕事だから、それをチャンスだと思いやっていきましょう。

例えば、シュート練習をすると初めは、蹴り方も全く分かりません。しかし1000回、1万回繰り返し蹴り続けるとコツというのが分かってきますね。

このように嫌な仕事も数をこなしていけば慣れていきます。

慣れてしまえば、そこからはボーナスタイムですので、ひたすら数をこなしていきましょう。

人間関係やこなす量が多くて潰れそうならさっさと逃げよう

いかがだったでしょうか、今回は嫌な仕事を逃げずに行うとチャンスが得られることについて解説しました。

ただし、全てにおいて逃げずに頑張って仕事をやり抜くという考えは嫌いです。

特に人間関係はすぐにやめましょう。いいことがありません。

私も2度経験をしたことがあり、気持ちが落ち込み、仕事の効率が下がりました。これはもう改善の余地はありません。

精神的タフさが得られるより潰れるリスクの方が高いです。

一度気持ちが潰れてしまうとそこから社会復帰が難しくなるので潰れる前に辞めてしまいましょう。

真面目に一生懸命やるという姿勢があれば次は見えてきますので。

私がやっていることは、全員に当てはまることではないです。

環境が違うので必ず再現性があるとは限りません。

もっといい手があるかもしれないと思います。

しかし、私はこれを実践し、結果として職場では快適に仕事をしています。

苦手なことをやることで周りから評価を得て、講演会など依頼も来るようになりました。

徹底的に嫌な仕事を避けるのもあり

もちろん徹底的に嫌なことを避けて好きなことを伸ばすというのはありだと思いますが、本当に出来るのは、結果が出せるスタープレーヤーだけかと思います

そこまでなれるレベルになればいいですが、スタープレーヤーも昔は人並み以上に相当苦労されているはずです。

私のような凡人は嫌なことを積極的(潰れないように)に引き受けて、嫌なことから逃げずに数をこなすことで、快適にしていく方法が最も良いと考え実践してきたわけですね。

嫌な仕事を即逃げるのはオススメしません

それぞれの方にあったやり方で仕事をされるのがよろしいかと思います。

しかし嫌な仕事から何も考えなしにすぐに逃げようというのはお勧めできません。

判断は自分自身になってしまいますが、この先それをやるメリットがなければさっさと逃げることも重要かと思います。

しかしメリットが少しでもあるのであれば積極的に引き受けてみましょう!

今回は嫌なことを逃げずにやり続けるとどうなるのか、実際の体験のもと説明させて頂きました。

逃げずにやると色々話が出てきます。講演会の話や講師の話も発信などを継続していたからです。

是非、嫌な仕事をチャンスだと思い、立ち向かっていってはいかがでしょうか。

以上です。

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