眠くならない講演をするには【変化をつけること】

質疑応答

こんにちは、イバスタです。

演者
演者

今度、講演会の演者を任されたんだけど

眠くならないような講演にできるかな?

今回はこのような疑問に関して取り上げてみます。

眠くならない講演にするには

悩んでいる男性

学会発表、メーカーから依頼された講演会など、せっかく資料を作成したのにも関わらず、

多くの参加者が寝ていた

なんてことはないでしょうか?

この理由として考えられるのは

素晴らしい資料を作成したのにも関わらず

聞き手を意識した講演をしていないからです。

イバスタ
イバスタ

私はまだ講演に慣れない頃は

講演しても多くの参加者が寝ていました。

演者側から見るのはとても辛いです。

参加者か講演中に眠っているというのは演者としては辛い心境です。

ただ

どんなに素晴らしい、綺麗な資料を作成しても、
「参加者に聞いてもらいたい」という思いがなければ
ほとんど価値がありません。

眠くならない講演にする方法を提案します

メンターとのディスカッション

今回は眠くならない講義にするための方法をいくつか提案をしたいと思います。

他にも沢山方法があるとは思いますが

私が実際に結果を出してきた方法のみお伝えします。

私の背景ですが

私のプレゼン背景
  • 毎年最低10回以上は研修会、講演会、学会発表をしている
  • 一度に571名の方にプレゼンした経験あり
  • 製薬会社主催の講演会に毎年複数回、演者として呼ばれている
  • 計200回以上は発表している
  • 講演の時間は7分間から90分間まで幅広くこなした実績がある

また過去の講演で、参加者からフィードバックして頂いた意見の一部です。

参加者からのコメント
  • オフレコを含め一番楽しい時間でした。
  • 4つの講義のうち寝てた隣の方が、先生の講義はしっかり起きて聞いておられました。それ位聞き易く惹きつけられるお話でした(^ ^)
  • とてもわかり易く楽しく学ぶことができ、あっという間に1時間半が過ぎました。
  • とても楽しく拝聴することができました。
  • 今まで受けた講義の中で一番面白く楽しく分かりやすかったです。

この記事を読むことでプレゼンに興味を持ってもらい、「あっという間だった」と言われるような構成を提案します。

では早速いきましょう!

眠くなるのはつまらない&疲れるからです

眠くなるのは講義の内容がつまらないということと、ひたすら話すのを聞いているだけので疲れてしまいます。

例えば2人で話すときに返答せずにひたすら聞いていることはありますか?

相手の悩みを真摯に聞いていても、途中で「そうだね」とか「わかる」とか返答しますよね。

ほとんどの講義はひたすら演者が喋り続けています。しかもずっとインプット作業となり変化がなく単調なので眠くなるはずです。

同じ作業を繰り返し行なっていると眠気が出てきますね。聞くという作業をずっと続けているので同じような状態になるわけです。

そのために、可能であれば相手から発言して頂く時間を割きます。しかしいきなり指名してしまいますと躊躇してしまいますので、まずは周囲と話してもらい考えをまとめてもらいます。

このように講義に変化をつけることで飽きをなくします。

しかも集中して話を聞くと話すより聞く方が疲れます。

難しくなると理解しようと脳を使うのでさらに疲れてしまいます

なのでスライドは簡単に説明はシンプルに分かりやすく情報を入れ過ぎないようにするといいですね

小休憩を適度に入れよう

休憩

途中で休憩を入れるというのはまずやらないと思います。途中に休憩を入れる講義を受講したことはありません。

なぜか90分という長丁場にもかかわらず休憩を全く入れないんですよね。

90分も継続して聞くというのがそもそもむずかしいので3−5分を2回ほど入れます。それでも80分ですので十分に時間はあるはずです。

90分の講義など長時間の講義ですと途中で疲れて眠くなってしまうときがありますね。これは決して聞き手が全て悪いわけではないです。演者側の配慮が不足していることも考えられます。

そもそも90分の講義なんて滅多にないわけですから、せいぜい30分の講義ぐらいです。

それ以上は通しで聞くことは非情に難しいですし、疲れて眠くなります。

なので積極的にこまめに小休止を入れましょう。私は単元毎に小休止を入れています。例えば3テーマを話す時は1テーマ終わり毎に小休止を入れます。5分休憩したら雑談や自己紹介の詳細などを説明してから入ります。また休憩時間を入れることで時間調整が可能です。

時間が押しているなら休憩時間を減らす、余っているなら、休憩時間を長くできるので、この余裕の時間でじかん調整をします。

参加者が関われるような時間を作る

ずっとインプットだけですと飽きがくるので、参加者が関われるような時間を設けると流れが変わりますので眠気が飛びます。

自分から発信することにより頭の整理だけでなく、考えるので眠気が飛びます。また話して自分でまとめるので知識も定着しますので参加者が関われるような時間を作りましょう。手取り早いのが症例検討です。身近で簡単な例にしましょう複雑だと時間がかかります

情報を詰め込み過ぎない

AI

多くのことを教えたいと思い、たくさんスライドに情報を詰め込みます。しかしそうなると時間に余裕がなくなり結局うまく伝えきれません。

情報が少ないと時間が余ってしまいどうすればいいか分からなくなってしまうと思いついつい多くの情報を入れてしまうんですね。

なので、10分以内は1テーマ 20分でも1か2テーマ、90分なら休憩時間をいれて2、3テーマくらいが良いです。

なので余裕があるくらいだと当日時間調整が出来るので良いかと思います。

眠くならない講演にするのであれば、参加者への配慮を第一に

質疑応答

いかがだったでしょうか。

今回は眠くならない講義の方法について私が実際に行なっている一例を解説してきました。

他のもテクニックがあるのは当然ですが、来てもらったお客さんに満足してもらうにはどうするればいいかを第一に考えることで、講義の内容も劇的に変わると思います。

あとはひたすら練習することで、眠くならず、あっという間に終わるような講義になるかと思います。

是非参考だけでなく、実施にやってみてください。

以上です。

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