こんにちは、イバスタです。
薬剤師ってつまらないなと思ってました。

6年間頑張って勉強して薬剤師になったけど
薬剤師ってつまんないよな〜
今回は「薬剤師がつまらない」という悩みについて取り上げてみます。
コンテンツ
薬剤師がつまらないと思う3つの理由

「薬剤師がつまらない」と感じてしまう理由として3つ考えられます。
- 理想と現実が違う
- 評価されない
- 実は仕事に慣れてきて物足りなくなった
ちなみに職場環境や人間関係が悪くて日々の仕事が憂鬱になるといったことは、薬剤師の仕事とは直接関係性がないので除外させてもらいます。
理想と現実が違う


よっしゃ!
薬剤師として患者さんのために一生懸命頑張るぞ!
元気になって退院してもらえるように頑張ろう!

あれ?今日も調剤業務だな。
病棟業務がほとんどできないぞ…
一つ目は患者さんと関わりたくて病院に就職したのにも関わらず、毎日調剤業務や抗がん剤調整など、患者さんと直接関わらない仕事が担当になってしまうことです。
本来自分がやりたかったことからかけ離れしまって、その結果モチベーションの低下に繋がり、薬剤師の仕事がつまらなくなってしまったいうケースですね。
病院によっては薬剤師不足で調剤業務に徹することも少なくありません。
いつ病棟業務ができるのか先輩に確認してみる
入社してまもないので、まだ病棟業務などの仕事を任せられないのかもしれません。
可能であれば先輩などにいつ病棟業務ができるのか聞いてみるのはありですね。
私が病棟業務を始めたのは入社してから1年後のことでした。
友人は3年目で病棟に上がったと聞いています。
このように病院によってやりたい業務を担当するには少し時間がかかる場合があるので、先輩に経験談を聞いたりして確認するといいと思います。
評価されない


今年は認定薬剤師も取ったし、学会発表も沢山したから、ボーナスは期待しちゃうな〜

結局変わらなかった….
評価されにくいのはサラリーマンの宿命なんだと思います。
頑張っても評価されないし、仮に評価されても月5000円アップというように大幅な給料の増額は見込めません。
入社した時には、全く役にたたないのにも関わらず給料をもらっていたのですから当然と言ったら当然ですかね。
とは言っても忙しい時間の合間を利用して認定資格を習得した、論文が学術誌に掲載された、学会発表で優秀演題に選ばれたといった結果をは評価してほしいわけですよ。
でも評価はされず、徐々にモチベーションが下がり、仕事がだんだんつまらなくなって、転職を考えるんですよね。
とても残念ですが、一生懸命患者さんに服薬指導をしても、服薬指導時間や指導内容で保険点数が変わる事がはありません。
評価されるのは、患者さんを何件指導したかという服薬指導件数ですよね。
そのため、初めはモチベーション高く自己研鑽もしていたのに、徐々に勉強をしなくなるとうのが現在の状況です。
仕事に慣れてきて物足りなくなった

少しプラス面についても書いてみます。
日々の業務がつまらないと感じているであれば、それは
今の仕事を十分にこなせる実力があなたに身についているということです。

なぜなら、入社したての頃を思い出してください。
当時は
・調剤棚の薬の配置が全然分からない
・薬局のルールが全然分からない
右も左もわからない状態だったのではないでしょうか?
門前クリニックの先生や病院の勤務医の先生はどんな人間なのか、患者さんはどんなキャラクターがいるのか全然分かりませんでしたよね?
毎日必死で仕事を覚えて
つまらないと言っている余裕がなかったわけです
調剤するのに手間取り、患者さんへの服薬指導はチグハグで上司に怒られたり、そんな経験を通してあなたは成長してきました。
そしてほとんどの業務をスムーズにこなせる余裕が生まれ「つまらない」という感情が出てきたわけです。
「つまらない」という感情は、それだけあなたが仕事で頑張って成長してきた結果です。
だからこそ「つまらない」と思えるのは、自分が成長したからだとプラスに考えてみてはどうでしょうか?
「つまらない」と感じること自体、実はそれほどネガティブなものではないと思います。
仕事の内容が単調だから


そうは言っても、薬剤師の仕事がつまらないんだよな〜
私自身も時折、「薬剤師の仕事がつまらない」と感じることがあります。
でもこれを感じる時は、
変化がなく単調で安定している時です
繰り返しになりますが、あまりにも忙しい時に薬剤師はつまらないと考えるでしょうか?
そんな余裕はないと思います。
私自身も、調剤に追われていたり、患者さんへの服薬指導に追われていた時にはそんなこと考える余裕はありませんでした。
むしろ比較的余裕のある時にこのような悩みが浮かんできます。
薬剤師の仕事だけが単調なの?

薬剤師の仕事って単調だよな
薬剤師の仕事は調剤、監査、服薬指導を基本としています。
これは病院薬剤師、保険薬局薬剤師に関わらず、仕事の基本は同じですね。
なので毎日同じことをやっていれば単調と感じるかもしれません。
しかしよく考えてみてください。
薬剤師の仕事だけではなく、他の仕事も同じではないでしょうか?
例えば同じ医療職である医師の仕事について考えてみましょう。
- 新規の患者さんを受け入れる
- 診断する
- 治療方針を決定
- 治療薬の処方
- 患者さんが軽快し退院する
- 次の患者さんが入院してくる
患者さんによって、治療内容は違いますが、実はこの繰り返しです。
ではなんで、医師はつまらないと感じないでやりがいを感じて仕事をしているかというと
全く同じ症状を持つ患者さんは存在しないので、毎回勉強する必要があるから
全く同じ症状を持って入院してくる患者さんは存在しないわけで、その患者さんを治療するために調べる必要があります。
例えば
・前回肺炎で入院してきた患者さんは脳梗塞の既往歴があった。
・今回の肺炎で入院してきた患者さんは、胃潰瘍の既往歴があった。
しかも肺炎でも同じ原因の菌ではないかもしれません。
なので、その菌に適した抗生剤を選ぶために、勉強する必要があります。
つまり単調と感じてしまう原因は、今持っている知識、経験で業務をこなせてしまっているからです。
新しい勉強をしなくても、過去の経験が積み重なったおかげで問題なく業務をこなせてしまい、仕事がつまらなくなってしまったと考えられます。
どうしたら楽しいと感じるか?


今の職場が良くないからつまらないんだろうな
確かに転職して職場変えることも、一つの対策になるかもしれません。
しかし、
心機一転、新しい職場に変えて仕事を始めたとしても、恐らく数年後には同じ感情を持つことになると思います。
なぜなら
転職後は、再び新しい職場の薬の配置を覚え、常連の患者さんや門前の医師との関係づくりから始めますよね?
つまり
場所は違いますが、結局は同じことの繰り返しです
従って、根本的な解決策になると私は思えません。
楽しいと感じるためには自分で行動して、工夫をする事です。
例えば、

この患者さん、血清クレアチニンが上昇しているな….
処方は減量してないけど本当にこのままでいいのか?
そもそも何が原因なんだろう?
今までは患者さんの腎機能を計算結果だけ出して終えていたことを、患者さんの腎機能低下の背景まで一つ手間をかけて考えるようになるだけでも、いつもより深く考える事ができ、新鮮な気持ちになります。
小さな事でもいいので、いつもと違う事をやってみると面白いと感じるようになるかもしれません。
つまらなくなる要因の一つは「慣れ」だと私は考えます。
なので最初は辛いかもしれませんが、どんどん挑戦をしてみてください。
実はつまらないわけじゃない

最後に、実は薬剤師はつまらないわけじゃなかったという話です。
要は別な理由で薬剤師がつまらないと感じているということです。
つまりどういうことかと言うと
例えば
- 医師や看護師より肩身が狭い
- 給料が低い
- 患者さんから面倒な存在だと思われる
- 薬剤師に向いていないと感じている
このような悩みは、看護師や医師から必要とされたり、給料が高ければ、解消するわけです。
もしも薬剤師が向いていないと感じている場合の対策はこちらの記事を参考にして頂けると幸いです。
薬剤師をつまらないと感じるならば、主体的な行動をしよう

今回は、「薬剤師がつまらない」理由とその対策について取り上げました。
そもそも薬剤師の仕事は表舞台に立つ仕事ではありません。
患者さんに服薬指導を通してしっかり内服してもらう堅実な仕事です。
逆にもし薬剤師が目立ってしまうと、医師の処方がそれだけ怪しいということですから本来目立たないのが薬剤師の本分なんです。
たとえ堅実な仕事だとしても、
薬剤師の仕事が面白いと感じて仕事をしている人は、自分で勉強、行動をしながら可能性を探っている人だと思います。
薬剤師として10数年、DgS、薬局、病院で働いて思うこと。
— メイプル (@pharmacist_labo) July 17, 2020
「勉強し続けないとめちゃつまらない仕事になる」
特に薬剤師はそうゆう性質の仕事だと思う。
インプットを続ける。得た知識、経験をカンファ、服薬指導、処方提案でアウトプットする。
それができている人は薬剤師を楽しんでいる印象。
もしも、「薬剤師はつまらない」という思いを変えたいと思うのであれば、まずは1つ行動をしてみましょう!
専門書を購入して勉強を始めてみたり、思い切って学会発表を登録してみたり、医師へ処方提案をしてみてはいかがでしょうか?
薬学関連の勉強をブログに記録として残すのもいいかもしれません。
私は、病院薬剤師ですが、日本薬剤師会に加入しています。
加入しているメリットはないというご意見も聞かれますが、会のイベントなどに積極的に参加すると、様々な薬剤師の先生にお会いでき、とても刺激的です。
病院薬剤師では知ることができない経営の話や最新のトレンド情報など、とても新鮮で面白い発見が見つかります。
これも「薬剤師はつまらない」と感じていた自分なりの行動でした。
行動しなければ変化は生まれません。
最初の一歩は面倒かもしれません。
しかし思い切って一歩を踏み出してみましょう!
以上です。

