こんにちは、イバスタです。
今年も残り1日になりましたね。
今年度もイバスタ薬局のブログを読んで頂き誠にありがとうございました。
さて今回は年末の病院薬剤師の仕事について解説したいと思います。私自身も昨日まで仕事でバタバタしており、この忙しさが今年の終わりを感じさせてくれますね。
そもそも仕事内容が変わるわけではないですが、仕事量が増えるので薬剤師だけでなく、看護師や医師もバタバタしています。
ではなぜそんなに忙しくなるのか解説していきますね。
では早速いきましょう!
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年末の病院薬剤師は大忙し

おはようございます!
— イバスタ☺グングン上昇⤴⤴薬剤師 (@ibastration) 2019年12月30日
昨日で仕事納めでした😄
最後少し大変だったのは、年末に退院する患者さんへの退院指導や外泊準備でした
医師も患者さんには年末自宅でという配慮もあり、退院、外泊がかなり多く出て、スタッフみんなが準備でバタバタでした
これは皆さんの所でも年末に見られる光景ですかね😄
年末は一年で最も忙しい時期になります。
年末は自宅で過ごせるようにと、医師が患者さんの退院、外泊を許可します。人の出入りが多いのもまた年末の特徴です。
また長期休暇へ備えるため、病院薬剤師は色々と事前準備をします。
まずは、退院予定患者さんへの退院処方。外泊患者さんへの処方。
次に入院患者さんでは、定時処方薬、注射薬など。
在庫数0を防止するために事前に卸さんへの発注、在庫確認など色々あります。
では年末の病院薬剤師の仕事内容について解説していきますね。

年も終わりになると、どんどん患者さんの退院が増えていきます。
ピーク時は1日に15人退院もあります。
これは病棟に入院されていた25%が1日に退院したということになります。それを1人で処理するわけですから、冗談を言っている余裕はありません。しかも午前10時退院だと、それこそ他のことは全く出来ません。全く喋らず、鬼気迫る思いでやっていきます。
1度の多くの患者さんが退院するとは本人たちは知りませんので、定刻通りに帰りたいと思うのは当然ですね。もちろんご希望通りに対応しないといけません。
退院する患者さんで持参薬の継続がある場合は、内服しているもの、していないものに分けて、間違えて飲まないように準備し服薬指導を行い分からなければ薬袋に文字を大きく書いて分かるようにします。
退院処方がまだ出ていなければ、すぐに医師に連絡し、退院処方を出してもらい、調剤室に至急調剤して頂くように依頼します。
1秒も時間は無駄に出来ませんので、その間に別の患者さんに退院指導をしてしまいます。
調剤室もバタバタしていますので、応援も呼べません。自分で対応するしかありません。
次に外泊を許可された患者さんです。
外泊中に内服する薬を日付ごとにユニパックなどで分けておきます。
もし患者さんが1人で管理が難しければ、一包化にしたり、PTP包装のものは後ろに日付を書き、ホッチキスで一つにまとめたりします。
この作業も患者さんの外泊の時間に間に合うように合わせて準備します。

長期休暇に入りますので、休暇前のスタッフがいる時に処方箋を事前に出しておきます。
だいたい2週間分の処方(内服薬、外用薬など)が出てきますので、通常業務の2倍以上の仕事を限られた時間でこなす必要があります。
内服薬だけではなく、注射調剤なども同様に処方されますので、全体的に仕事量が通常量よりかなり多くなっていきます。
お休みに入ってしまうと、日直者では対応することが出来ませんので、あらかじめ作っておきます。
しかも事前に作成しておかなければ、患者さんへの配薬も出来ないので、必ず年末の早い段階(クリスマス前くらいまで)に年始分まで完了させておきます。

これは病院の風物詩だと思います。
大量の医薬品、輸液を卸さんが1日に何度も運んで来てくれます。薬剤師は納品チェックを行い、卸さんと一緒に納品作業をします。この時期だけ輸液の山が積み上がり年末を感じさせてくれます。
年末は卸さんもお休みとなるため、発注できるものも限られて行きます。ここの管理が甘いと休暇中に欠品となり、患者さんへ迷惑をかけることになるので、欠品にならないように厳しくチェックをしていきます。

退院される患者さんもいれば、入院される患者さんもいますので、退院が落ち着いたと思ったら、今度は新規入院患者さんの対応です。
季節柄、肺炎やインフルエンザで入院といった患者さんが多く入院されてきます。お酒に酔って転んで骨折し入院という患者さんもいらっしゃいますね。
入院対応は、通常通り持参薬を確認します。
この時期は年越し前に薬を貰っておこうとする患者さんが多いため、貰ったばかりの持参薬をお持ちになり、大量の持参薬の鑑別を行うということが多いです。なかなか骨の折れる作業で、やっと終わったと思ったら、別の患者さんがまた入院…ということも普通にあります。
年末は忙しいので病院薬剤師は一層気合いを入れて仕事をしています。

いかがだったでしょうか。
今回は年末の病院薬剤師の仕事について紹介しました。
各病院によって忙しさの程度は異なります。中には忙しすぎて午前様になるところもありますが、年末からの長期休暇を楽しみに病院薬剤師の皆様は仕事をしているのだと思います。
以上です。

