なぜ妊活を始めるときに葉酸サプリメントを摂取する必要があるのか?

こんにちはイバスタです。

妊活を始める方、もしくは妊娠されている方の話を聞くと

インターネットで調べたり、友人や母親から話を聞いて葉酸サプリメントを飲み始めているのではないかと思います。

妊活を始めた女性
妊活を始めた女性

そろそろ妊活を始めたいから葉酸を取らなきゃね!

でもなんで葉酸サプリメントを飲まないといけないだろう?

このような疑問について取り上げます。

私も葉酸を取る必要性はよく知りませんでした。

とっておけばひとまずいろいろ大丈夫なんだろうなと

そこで今回はなぜ葉酸を飲む必要なのか調べて記事にしました。

なぜ妊活を始めるときに葉酸を摂取する必要があるのか?

なぜ妊活を始めるときに葉酸を飲む必要があるのか?

葉酸を摂取する最大の理由

生まれてくる子供の神経管閉鎖障害のリスクを下げるためです

日本では2000年に厚生労働省から、妊娠の可能性がある年齢の女性は葉酸摂取をとることをお勧めする通知が出されました。

また母子手帳にも葉酸をあらかじめ取る必要性についての説明が記載されています。

したがって妊活を始める時には葉酸サプリメントを必ず取るようにして下さい。

神経管閉鎖障害とは?

神経管閉鎖障害とは?

ではそもそも神経管閉鎖障害とはどのような障害なのでしょうか?

神経管障害とは、まず妊娠初期の頃、胎児の神経を作る過程があり

その過程で、脊髄神経が入る溝ができます。

本来はその溝がしっかり閉じるのですが、しっかりと閉じていない状態を神経管閉鎖障害と言います。

神経管閉鎖障害には二分脊椎症、無脳症などがあり

まず無能症の子は残念ながら生まれて数時間以内に亡くなってしまうため、妊娠中絶を行うことになります。

一方で、二分脊椎症で生まれてきた子供は脊髄や神経の一部が背中から出てきてしまっている状態で生まれてきます。

また知的障害、運動・感覚障害、排泄障害などを持って生まれてくると言われており、根本的に治療することはできないと言われています。

どれくらいの頻度で生まれてくるのか?

日本では二分脊椎症は1万人当たりで約5 ~ 6 人であり、無脳症は10万人に約3 〜 4人と言われています。

2007年の患児発生頻度は分娩 10,000件あたり4.8であり、その年の出生数は約400名と推測されている。

難病情報センターホームページ(2021年2月現在)から引用

アメリカを例に挙げる1万人あたり約3人となっています。

実はアメリカでは1992年には既に妊娠の可能性がある女性は葉酸を摂取するようにとの勧告が出ていました。

いつから飲めばいいか?

いつから飲めばいいか?

続いて葉酸サプリメントを飲むタイミングですが、実は妊娠前から飲んで欲しいんです。

その理由としては

神経管閉鎖障害は葉酸サプリメント 0.4 mg/ 日を妊娠前 4 週から妊娠 12 週まで内服すると、その 40 ~ 70 %を予防することができるからです。

完全に防げるわけではないですが二分脊椎症は1万人当たりで約2 〜 3 人ということで可能性がかなり低くなります。

なので安心して妊活や妊娠期間を過ごせますし

ぜひ葉酸サプリメントは妊活スタート時からぜひ飲んでいて欲しいです。

どれくらい飲めばいいのか?

いつから飲めばいいか?

神経管閉鎖障害を予防するために、一般女性は栄養バランスを考えた食事を摂ることと、葉酸サプリメント0.4 mg/ 日を内服することが推奨されています。

一方で注意して頂きたいのは抗てんかん薬:バルプロ酸(薬品名:デパケン)を内服している方です。

神経管閉鎖障害児を懐妊した女性や抗てんかん薬を内服中の女性はハイリスク群と分類される。彼女らは医師からの処方箋を持参して、薬局でフォリアミン錠(5 mg)を購入し、一般女性と同じ期間1日当たり4mgを内服すべきである. 

神経管閉鎖障害:葉酸摂取による予防より引用

これはバルプロ酸が葉酸に関与し新生児の二分脊椎症に関係するためです。

そのため、一般の女性よりも多くの葉酸を取る必要があるんですね。

葉酸の取り過ぎは大丈夫なのか?

妊活中の女性
妊活中の女性

赤ちゃんのためにたくさん飲んでも大丈夫よね!

葉酸は水に溶けやすいビタミンなので、取り過ぎたとしても葉酸が十分に満たされると、尿とともに出ていきますので、問題ないかとは思います。

ただしサプリメントでの取り過ぎでは神経症状が現れるようです。

食事性葉酸の過剰摂取による健康障害は報告されていません。プロテイルモノグルタミン酸の場合、1日あたり5 mg以上の摂取で神経症状が顕著になることが知られています

「健康食品」の安全性・有効性情報より引用
https://hfnet.nibiohn.go.jp/

プテロイルモノグルタミン酸とは?

複数のグルタミン酸が結合してできた食品中の葉酸になります。ほうれん草、とうもろこしなどが当てはまります。
一方で葉酸サプリメント、加工食品に含まれる葉酸は一つだけグルタミン酸が結合したプテロイルモノグルタミン酸として存在しています。

食品中に存在する葉酸(プテロイルモノグルタミン酸)は、小腸の粘膜でモノグルタミン酸型葉酸(サプリメントに含まれている葉酸)に分解されてから小腸内に吸収されます。

その後小腸膜上皮細胞内で酵素によってモノグルタミン酸型葉酸は5-メチルテトラヒドロ葉酸に変換されます 。

また過剰摂取はビタミンB12欠乏症の診断を困難にするようです。

ビタミンB12が不足すると?

息切れや疲労感といった貧血症状が出てきます。
また舌の痛みや味覚障害、胃炎など消化器症状、手足の痺れや考えがまとまらないといった思考の低下といった神経症状が出てきます。 

また現在でも葉酸過量摂取による影響について活発に研究がされていることから、推奨量よりも過剰に摂取しない方がいいと思います。

どんな葉酸サプリメントがいいか?

女性薬剤師

一般女性は葉酸サプリメント0.4 mg(400μg)/ 日を摂ることが推奨されていましたね。

なので葉酸が400μg入っているサプリメントを探すことになります。

妊活中の女性
妊活中の女性

葉酸サプリメントを飲む必要は分かったけど

結局どれがいいんだろう?

妻や友人が使用している葉酸サプリメントは?

私の妻や友人は葉酸カルシウムプラスというサプリメントを使用しています。

メモ
★たまひよ赤ちゃんグッズ大賞 妊娠中によかったランキング2020・葉酸サプリ部門第1位ということで多くの女性の方に愛用されているサプリです。

まず葉酸は400μg入っていますので、厚生労働省から通知されている量を満たしていますね。

このサプリメントをしっかり内服していれば葉酸欠乏や過量摂取にはならないと思います。

20〜29歳女性の栄養素摂取量平均値が少ない栄養素はビタミンB1、B6、C、D、カリウム、カルシウム、マグネシウム、食物繊維であり、これらは必要量と考える値を下回っている。

妊娠から産褥までの栄養管理
日本静脈経腸栄養学会雑誌34(1):3-6:2019

しかし、葉酸の補充は解決したものの、妊活を開始しようとしている女性はビタミンを始めとする栄養素の摂取量が少ないと報告されています。

葉酸カルシウムプラスには


  1. カルシウム
  2. 亜鉛
  3. ビタミンB1.B2.B12
  4. ビタミンC
  5. ビタミンD
  6. 葉酸など

葉酸以外にも、不足しがちな栄養素の補充もしっかりカバーしているので、他のサプリメントを追加で飲む必要もないですし安心して飲めるサプリメントです。

ただし、あくまでサプリメントは食事で取れない栄養素をサポートするためですので基本的には日常の食事で必要な栄養素を取って頂き、サプリメントを飲んで不足している栄養素を補充しましょう。

適切な量で葉酸サプリメントの摂取をしましょう

適切な量で葉酸サプリメントの摂取をしましょう

今回は妊活を始めるときに葉酸サプリメントを摂取するのは

経管閉鎖障害のリスクを下げるため

ということでした。

また一般女性は葉酸サプリメント0.4 mg(400μg)/ 日を摂ること

さらに、取り過ぎても水に溶けやすいビタミンなので、十分な量の葉酸が補充されれば尿として出ていくため、葉酸の過剰摂取による副作用は考えにくいですが、実際に神経症状などの副作用が出ているため、適切な量の葉酸サプリメントを内服することが重要であるということでした。

葉酸のサプリメントを摂り始めるのは、今からすぐできることだと思います。

なのでこれから妊活を始めようかと考えているであれば葉酸サプリメントを摂ることから始めてみてはいかがでしょうか?

以上です。

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