こんにちは、イバスタです。

病院薬剤師希望だけど、
ワークライフバランスを大切にしたいな。
何かいい方法はないかな?
といった悩みについての提案する記事になります。
病院薬剤師の仕事は、医師へ処方提案をしたり、時間を使って患者さんに適正使用のための服薬指導ができたりと、とてもやりがいのある仕事です。
しかし、
病院薬剤師として勤務はしたいけれどお給料が….
来月からプラン変更した。
— ちえ (@chi52_21) February 20, 2020
そりゃ携帯代は上がるけど、それでeラン5万も払うのにちゃんと見れないとかなる方が嫌だ…。
本当に病院薬剤師って給料安いのにお金かかるよね…←
というように、薬学部が6年制に移行したのにも関わらず、薬剤師の給料が上がらない。
その結果、やりがいよりも高収入、奨学金の返済早く済ませたいなどの理由で、病院薬剤師を諦めてしまっていませんか?
さて病院にも色々種類がありますが
日本には国立病院、都道府県、市町村などが設立した公立病院、大学病院、医療法人などの一般病院があります。
実は意外に知られていないのが、企業が立てた企業立病院というものがあります。
私も企業立病院の存在を知ったのは、実習先の薬局の先生からでした。

イバスタ、
もし病院薬剤師になるなら、企業立病院がいいよ。
企業立病院は福利厚生とかあって、働きやすいから。

企業立病院か…
存在を知らなかったな、調べてみよう。
今回はこの企業立病院をオススメする理由を解説していきます。
しかし全ての職場が当てはまる訳ではありません。
ご自身が希望する職場かどうかにつきましては、必ずご自身でお問い合わせや見学などをして決定してください。
企業立病院(きぎょうりつびょういん)とは、民間企業が設置して運営する、医療法人ではない株式会社の病院である。
従業員とその家族らの医療を目的として設置されたものであり、設置企業や企業健康保険組合が運営して医師ら職員は運営企業に雇用される。多くの企業立病院は地域住民らの受診を広く受け入れているが、対象受診者を企業グループ関係者に限定する施設もある。
Wikipediaより引用
今ある企業立病院のほとんどが、1948年の医療法施行前に存在していた企業立病院です。
医療法が施行した後、企業立病院の新設は厚生労働省から事実上認可されていません。
2019年5月における企業立病院は全国で34施設となっています。
wikipediaより引用
企業立病院の母体になっている企業は
日本郵政、NTT東日本、富士通、キッコーマン、セコムなど
有名企業が母体となっており、全国に企業立病院はあります。
コンテンツ
企業立病院はワークライフバランスを大切にしたい薬剤師向けです。

先に結論を言ってしまうと、
病院薬剤師としてやりがいを持ちながら、かつワークライフバランスも考えたいならば、
企業立病院がとてもオススメです。
その理由は以下の通りです。
①福利厚生の充実。
②母体企業の給料制度。
③ライフスタイルに合わせた働き方が可能。
④上場一部企業社員という肩書きのメリット。
⑤病院薬剤師としてのやりがいを感じながら仕事ができる。
では一つずつ解説していきます。
福利厚生が充実している

福利厚生が充実していること
これが企業立病院の最大のメリットです。
企業立の病院薬剤師は、その会社の社員になるので、社員専用の福利厚生が受けられます。
福利厚生で思い浮かぶ手当といえば、
家族手当、住宅手当、通勤手当
などがありますね。
他にも社員食堂では、例えば定食を低価格で食べることも可能ですし、5、10年毎のリフレッシュ休暇制度などもあります。
その他にも
企業の財形貯蓄制度、確定拠出年金制度、持ち株会制度、カフェテリアプランなどの福利厚生が充実しています。
これは企業立病院のメリットです。
病院薬剤師は給料安い代わりに、福利厚生がしっかりしてる所も多いので。額面だけでは語れないと思うんですよね。
— ぱんよん (@panyon) April 21, 2020
例をあげると。医療費の還付あったりとか。保険の割引きいたり。基本的に社保だし。社食あるし。
確かに、勤務年数が短い場合は、給料がそこまで高くないかもしれません。
しかしこのように福利厚生が充実しているので、給料の低さを福利厚生でカバーしています。
とは言っても、ボーナスの支給は企業評価基準で支給してくれるので、ボーナス込みで考えると他職種と大体同じくらい(MRなどは別です)の印象です。
具体的な話になりますが、私は2年目が確か年収500万円を少し超えていたくらいでした。
(*これは個人的な見解なので会社によって支給額が異なるので一概には言えませんのでご了承ください。)
さらに会社で有給休暇の消化が不足している場合は、会社からの方針で有給を促すような取り組みがなされ、有給が非常に取りやすい環境になっています。
働き方については、母体の企業の制度に則り、行われています。
母体企業の給料制度【勤務年数で収入が徐々に上がる】

企業立病院の昇給制度は、その企業と同じ形式で昇給していきます。
スタートはドラッグストアや保険薬局より収入は低い可能性があります。
しかし、企業立病院の特徴と言えるものが、階級制度です。
勤務年数を重ねていくと、徐々に階級が上がっていきます。
階級が上がっていくと、ドカッと年収が上がる時があるんですね。
正直言って、病院薬剤師って給料安い安い言うけど、10年くらい居ると結構給料上がってません???
— T.Yamato (@teiyamato) April 21, 2020
階級の上がり方によっては1000万円超えもあるのですが、あまり情報が出ていませんね。
目先ではなく、長期的な目線でコツコツとやっていける方でしたら、企業立病院はオススメです。
ライフスタイルに合わせた働き方が可能

女性薬剤師の悩みといえば、将来結婚し妊娠した場合は退職しなければならないという悩みだと思います。
企業立病院は産休、育休制度が比較的取りやすい環境です。
また育休から復帰する時は、
病院によって、職員専用の保育園がある場合もあります。
職場まで子供を連れてきて、保育園に預けてから、そのまま職場に出勤することができますし、勤務時間の短縮を申請できるメリットもあります。
このように小さい子供のいるお母さん薬剤師も働きやすい環境になっています。
上場一部企業社員という肩書きのメリットは多い

独身の時にはマイカー、家庭を持った時にはマイホームの購入を考える男性は多いと思います。
多くの方がローンでマイカーやマイホームを購入すると思いますので、銀行で融資の審査が行われます。
会社からマイカーローンやマイホームローンの案内があり、銀行から融資を受けやすい環境です。
さらに、その企業の特別金利での融資になる為、金利が通常より低い利率でローンを組むことができます。
このようなメリットも受けられます。
病院薬剤師としてのやりがいを感じながら仕事ができる

今まで挙げました、母体企業からのメリットを受けながら、自分がやりたかったこと
例えば
患者さんの適正使用の為に時間をかけて服薬指導を行う。
自分のやりたい専門分野を極めて認定の資格を取る。など
このように、たやりがいを持ちながら仕事をすることができます。
さらに、学会発表の時には、会社から宿泊費、交通費(上限はあります)を支給してくれるので、学会発表を積極的にやりたい方にはオススメかと思います。

他には
病院薬剤師会の会費の一部を負担してくれたり
学会発表をする場合は参加費を負担してくれます。
企業立病院のリスクについて

さて、今までは企業立病院のメリットを挙げていきましたが、当然リスクもあります。
企業立病院薬剤師の最大のリスクは、親会社からの身売り。
もしくは親会社の倒産です。
もしそうなってしまった場合は、企業立病院のメリットが全くなくなります。
今まで受けていた福利厚生などがなくなるので、ライフプランの見直しが必要なことと、さらに職員の大量退職の可能性もあります。
こうなった場合は、そのまま残って新しい制度の元で勤務するか、別な病院、薬局へ転職か検討をする必要があります。
ただし、公立病院をはじめとして、病院の再編、総合の話(公立・公的医療機関等の具体的対応方針の再検証等について)が厚生労働省から出ていますし、企業に勤務している以上、倒産のリスクは常にあるということです。
その為、万が一のことを日頃から考え、どのようにライフプランを組み立ておく意識を持っておくと、すぐに行動に移せるかと思います。
ワークライフバランスを大切にするなら企業立病院で

いかがだったでしょうか。
今回は企業立病院をオススメする理由について解説しました。
最後に、もう一度箇条書きします。
①福利厚生の充実。
②母体企業の給料制度。
③ライフスタイルに合わせた働き方が可能。
④上場一部企業社員という肩書きのメリット。
⑤病院薬剤師としてのやりがいを感じながら仕事ができる。
正直な所、企業立病院は職場環境が悪いなどの理由がない限り、福利厚生がしっかりしていて働きやすい環境から退職者が非常に少ないです。
また、私の主観的な感じになってしまいますが、他職種のスタッフも企業立病院の特徴なのか、余裕のある雰囲気を感じます。
したがって、求人情報になかなか出てくることがないと思いますが、もし見つけた場合は企業病院を候補の一つとして検討してみてはいかがでしょうか?
以上です。

