患者さんとトラブルにならないために【面倒でもカルテに書く】

こんにちはイバスタです。

患者さん
患者さん

この薬はお休みする薬だったの?

そんなこと聞いていないわよ。

イバスタ
イバスタ

退院の時にお休みして下さいと言いましたよ……

患者さんとこんな感じのトラブルありませんでしょうか?

保険薬局でも病院でも起きるトラブルです。

今回は、病院で患者さんとトラブルになる事例とその対応について記事にしました。

では早速いきましょう。

カルテに患者さんとのやりとりを残すこと【証拠になります】

先に結論ですが、トラブルを防ぎ、最小限に抑えるためにはカルテに必ず残すことが重要です。

とても面倒くさいですけど、カルテのみが証拠になります。

私も何度かカルテで救われました。

カルテに書く内容としては、

  1. 誰に 家族の誰?、長男?、次男?、親戚?、それとも友人?
  2. 何を お薬手帳?、持参薬?
  3. どうしたか 返却した? こちらで破棄した? 薬の再会?

このように別に難しいことを書くのではなく、まさに英語の5W1Hを明確にしておくといいですね。

なんだそんなことか?と思いますけど

面倒でついつい書き忘れて

解決ができないままこちらの不備という結果になり、実際に私が薬の不足分を郵送する対応をすることになりました。

しかも

良い関係を築いていた患者さんでトラブルが起きました

たとえ今まで良好な関係を築いていたとしても、一気に関係が悪くなることも実際にあるので注意が必要です。

ではどんなトラブルが起きるか見ていきましょう。

説明されていない、聞いていない

最初のトラブルになるのは薬剤師が説明したのにもかかわらず、患者さんは説明されていない、聞いていないと言われトラブルになるケースです。

例えば、メトホルミンを内服している患者さんが4月10日に造影CT検査をすることになりました。

メトホルミンの添付文書では

ヨード造影剤を用いて検査を行う患者においては、本剤の併用により乳酸アシドーシスを起こすことがあるので、検査前は本剤の投与を一時的に中止すること(ただし、緊急に 検査を行う必要がある場合を除く)。ヨード造影剤投与後 48 時間は本剤の投与を再開しないこと。

メトグルコ添付文書より引用

このように造影剤を使用する検査の前後にはメトホルミンを休薬する必要があり、実際に退院後に造影剤を使用したCT検査を実施する場合

イバスタ
イバスタ

4月10日にCT検査しますのでメトホルミンは4月8日から飲まないでくださいね。

患者さん
患者さん

大丈夫よ。分かっているから

このようなやりとりは日常茶飯事なのですが、入院当日になると….

4月10日入院日

イバスタ
イバスタ

こんにちは、今日はCT検査当日ですね。

メトホルミンは4月8日から休薬されてますかね

患者さん
患者さん

え?メトホルミンを休薬するなんて聞いてないわよ。

そもそも説明されていないわよ。

イバスタ
イバスタ

え……

患者さんはメトホルミン休薬を忘れ、CT検査は延期となりました。

その結果、患者さんは不必要な入院をすることに…

たとえしっかりされている患者さんに口頭で説明しても、説明を忘れてうっかり飲んでしまうことがあるので油断せずにいきたいものです。

お薬手帳に記載をしていても、全ての患者さんがお薬手帳を見るわけではないので、必ず目にするであろう薬袋に休薬の旨を書いておくことをお勧めします。

薬の数が合わない

次に薬の数が合わないトラブルです。

これも保険薬局だけでなく病院でも起こるトラブルです。

退院時に患者さんと一緒にお薬の種類と錠数を確認したものの、後日患者さんから

患者さん
患者さん

お薬が足らないんだけど、どういうこと?

イバスタ
イバスタ

退院の時に一緒に種類の確認と数を確認しましたよね?

患者さん
患者さん

そんなの知らないわよ

足りない分は届けてよね

イバスタ
イバスタ

袋の底にないですか?

患者さん
患者さん

ここにあったのね。

なんで言ってくれなかったの?

今回の場合は見つかったのでよかったのですが、こんな感じのトラブルも結構あります。

薬袋の底にあったり、別な薬袋を探していたりすることが多く、退院の時には錠数と種類を本人と確認したということはしっかりカルテに書いておきたいですね。

お薬手帳や保険証がない

女性薬剤師

病院で何気にトラブルになるのがこちらです。

特に保険証を始め他の証明書をお薬手帳に挟めている患者さんがおりますのでこれは必ずどう処理したかカルテに書いておくことをお勧めします。

例えば入院時に薬剤師や看護師がそれらを見つけて、患者さんに返却したとします。

入院中に患者さんから

患者さん
患者さん

保険証がないんだけど

こういった訴えは実は過去に何回も経験しています。

ここでカルテに記載をしておかないと記憶が曖昧になり、返却したことに確信が持てません。

なので、保険証などがあった場合は、預かったことと、どこに保管しているか、もし返却した場合はいつ、誰に返却をしたかを記載しておくことで、仮に保険証がなくなったと患者さんから訴えられても、すぐに返答や検索が可能になるので、カルテに書いておきたい情報です。

私が遭遇したケースでは、入院時にお薬手帳に挟まっていた保険証を後日看護師がご家族に返却したものの、私を含め誰もその内容をカルテに記載せずトラブルになったケースがあるので注意が必要です。

過去のことは曖昧になる。だからこそカルテに書いておくことが重要!

今回トラブルになる色々な事例をあげましたが、結局口で説明したとしてもそれは証拠にならないので、どんなに忙しく、面倒でもカルテに書くようにしましょう。

それしか証拠になりません。

お薬手帳や薬袋に書いたとしても患者さんの手元にありますし、退院後は確認することができません。

手元にあるのはカルテしかないので、どんなに忙しくてもカルテには細かく記載をしておきましょう。

テンプレートを作っておくと便利です。

例えば


  • 6月16日9:00 お薬手帳及び退院処方を患者へお渡しした。
  • 加えて退院処方は錠数と種類を本人と確認済。本人納得される。

他の薬剤師も対応できるので何かと便利です。

以上です。

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