こんにちは、イバスタです。
薬剤師の講演会は、毎月様々な場所で開催しています。
講演会の内容も、循環器領域、がん領域、糖尿病領域など多岐にわたっていますので、どの講演会に行こうか迷うことがありますね。
講演会に参加すると、医師、薬剤師の演者がだいたい1演題、30分〜1時間くらいの講演時間かと思います。

演者って講演会の準備にどれくらい時間をかけているのかな?
講演料はいくらぐらいなのかな?
今回は講演会を開催するまでの準備、報酬について解説していきます。
コンテンツ
講演会開催までの流れについて

講演会開催までの流れについて簡単にまとめてみますと
講演会までの準備
・演者としての依頼の話が来る。
・講演内容の構成を考える。
・スライド作成、質疑応答対策、発表練習。
講演会当日
・座長と打ち合わせ、最終チェック。
このような流れになっています。
大体、講演会の依頼は講演日から3ヶ月〜半年前を目安に依頼が来るのですが、一見余裕に見えてスライドを作り込んだり、発表練習など色々やっていると、あっという間に講演当日になってしまいます笑
では詳しくみていきましょう。
演者として依頼の話が来る

まずは、講演会の演者として、講演依頼の話が来ます。
依頼してくる人は様々で、製薬企業が大半ですが、薬剤師会、病院薬剤師会などからも依頼されますし、院内講演会などは薬局長から直々に依頼される場合もあります。色々な所から話は来るわけです。
講演内容は製薬企業のMRさん向けであったり、薬剤師向けであったり、時には登録販売者向けとこちらも依頼する人によって様々です。
今回は一例として、製薬会社から依頼された場合の講演会について説明していきますね。
まず、MRさんから直接またはメールにて面会の依頼があります。
その後、講演会の概要をMRさんから伝えられ、講演会の開催日、場所、時間帯などを教えてもらい、講演内容についてはMRさんとざっくり話を詰めていきます。
この時点での講演内容については詳細まで詰めずに大枠までとなり、この時点ではまだ演題名など決めません。
さらに、この時に講演料についても説明があります。
演者としての契約は、後日契約書をMRさんが持参し、書類にサインと印鑑を押して契約が完了となります。
開催日までにやること

さて、次にテーマに沿って講演内容を考えていきます。
時間によって話す内容のボリュームを変えていく必要があるため、構成内容は講演会ごとに変えていく必要があります。
なぜ考える必要があるかというと、予定の講演時間より早く終わってしまった場合、座長が時間調整をする必要がでてくるので、質疑応答の時間が異様に長くなってしまいます。
逆に長過ぎてしまうと、次の演者の方に迷惑がかかったり、参加者の帰宅時間に影響がでるので時間設定は非常に重要になります。
また与えられたテーマから外れてしまっても、座長が質疑応答の時に大変になります。
従って、構成に時間を多くかけて発表内容を詰めていきます。
また内容を充実させるため、論文なども同時に読み進め、データ収集をしていきます。
これが案外、自分の知識を伸ばすのに有効だったりします。
大体講演1ヶ月前には、演題名をMRさんにメールなどで伝え、2週間前までを目安に作成したスライドをメーカーへ提出します。
これはメーカーが内容確認し、審査するためで、大体できていれば大丈夫です。
私はちなみにこの時にスライドは全然完成していません笑
ただし、配布資料を参加者に用意するのであればメーカー側で印刷もあるので、3日前までには必ず完成させておきます。
スライドがある程度まとまってきたら、今度は講演会当日まで発表練習の繰り返しと質疑応答の対応を考えていきます。
発表練習は、参加者の満足度に直結するので、文章もスライドも何も見ずにプレゼンする為に多い時には100回近く発表練習を繰り返します。
講演当日の流れ

さて講演当日の流れについてです。演者の講演当日は非常にバタバタしています。
講演会場が遠い場合は、時間管理が非常に重要になります。
院内での講演会ならば多少の残業はできるのですが、外部での講演は残業したら間に合わないことがあるので必ず時間内に片付けます。
そして、講演会場が駅より近ければ電車での移動、ダメならばタクシーを利用して移動します。
もちろん自家用車でもいいですが、車内で練習、仕事をしたい人もいるので、ありがたくタクシー利用させて頂いています。

会場に到着しましたら、座長と、メーカーとの最終チェックに移ります。
まずは演者控え室に通され、座長の方へご挨拶をして、簡単に自己紹介をします。
その後は控え室で食事を取りながら、当日の発表内容について座長と簡単に調整し、時間があれば講演会場に行きスライドの確認をします。
特に文字化けのチェック、スライドが崩れていないかチェックを行い、動画を使用する場合は、音声と共に流れるかチェックをしていきます。
もし上手くいかないと精神的に相当焦ってしまうので、私は自分のパソコンを会場に持参して講演に望んでいます。
講演会開始から終了まで

さて講演会が開始となります。
参加者が100人を超えてくると、演者側から見ると非常に壮観な光景です。
これはぜひ味わって欲しいと思います!
めちゃくちゃ気持ちいいです笑
私は、時計でストップウォッチを起動させて、時間管理をしながらプレゼンを進めて行きますが、人によってはパソコン画面で時間を確認する人もいるようです。
また時間にも余裕があり、会場の様子を見ながら、アドリブで雑談を交えながらプレゼンを進めていきます。
演者も楽しむというのがポイントかと思います。
参加者のウケがいいと質問も何人かしてくれますので、こういう時は素直に嬉しいです。
もし、講演会で面白い講演内容であったら、質問してください。
演者は質問してくれると、興味をもって話を聞いてくれたと思い、とても嬉しいですよ!
講演料は?

気になるのは講演料かと思います。
大体、相場としては2~3万円くらいだと思って頂ければいいと思います。
医師はもっともらえます笑
しかし、院内講演会など場合によっては講演料がないこともあります。
ちなみに報酬としての3万円は、源泉徴収を引いた手取りの金額が大体3万円くらいになります。
ちなみに給料以外で、年間収入が20万円を超える場合は確定申告が必要になるので注意してください。
3万円というお金は、スライド作成や発表練習にかけた時間と手間を考えると安いと私は思っています。
なぜなら30分の発表資料を作るのに何十時間と費やし、かつ休日なども返上して作成しています。
しかし講演会のチャンスを頂けること、お話を頂いて私の経験や知識が役立って欲しいという気持ちで引き受けています。
興味を持って、その時間を私のために費やしてくれている。
これは本当にありがたい話ですし、来て頂いた方には満足して帰って欲しいので本気でやっています。
スライドも適当に作成し、適当にプレゼンすることもできますが、聴きに来た人は満足しないし、次に演者として呼ばれることはなくなると思います。
演者として呼ばれるためにも、良い講演会を実現させていきたいですね。
講演会を引き受けるためには

もし講演会の演者としてやりたいと思っているのであれば、チャンスを得られる場面は以下のような場面なのかなと思います。
私は、この3つからお話を頂きました。
①薬剤師会に入り、積極的にアピールする。
②認定をとり病院に貢献する。
③医師と一緒に活動をする 構築することでそれが周知され講演会になる。
このように、認定や実績を作り、アピールをしていく必要があります。
まずは、このように実績を積み上げることから始めてみてはいかがでしょうか?
講演会の準備は大変ですがやりがいはありますよ

いかがだったでしょうか?
今回は講演会開催までの準備や報酬について解説をしてきました。
講演会の開催まで演者は色々と準備をする必要がありますが、その分やりきった後の充実感もあります。
いきなり、演者としての依頼が来るわけではないですが、先ほど挙げた
①薬剤師会に入り、イベントに積極的に参加してアピールする。
②認定をとり病院に貢献する。
③医師と一緒に活動をする 構築することでそれが周知され講演会になる。
このような人に役立つことを積み上げていくことによって、講演会に呼ばれる可能性があるかと思います。
プレゼンの方法について興味がある場合はこちらもどうぞ
以上です。

