今後の病院薬剤師に求められること

こんにちはイバスタです。

今後の薬剤師に求められることについて質問をしました。

質問した理由は、薬剤師内では議論になりますが、薬剤師以外の方は、どのようなことを求めているのだろうかと意見を聞きたかったためです

一般の方にも聞くことで、本当に求められていることが少しでも分かればと思い、意見を聞きました。

本記事では薬学部を視野に入れている学生、社会人の方。

薬剤師の方でこれからの薬剤師について気になっている、(病院)薬剤師志望、転職志望の方に対し役立つ記事です。

この記事を読むことで、今後自分がどのような病院薬剤師になっていきたいかを考える材料の一つになることを願います。

今後の病院薬剤師に求められること

まず私の考えは気配りと発信だと思います。

それは多くの薬剤師が自分の仕事を堅実にしていること、勉強を熱心にしている一方で、他職種との関わりや、発信が不足していると思っているからです。

私を含めまだまだ足りないと思っています。

この理由について説明していきます。

そもそも薬剤師は勉強家

薬剤師としてこうあるべきとの規範が以下のように記載されています。

生涯研鑽
薬剤師は、生涯にわたり知識と技能の水準を維持及び向上するよう
研鑽するとともに、先人の業績に敬意を払い、また後進の育成に努める。

薬剤師綱領  薬剤師行動規範・解説 日本薬剤師会より引用

薬剤師は業務後に勉強会、研修会への参加、休日を利用し学会に参加したりしています。平日の業務後、仕事疲れがあるなかで勉強会、研修会に参加します。

そして認定薬剤師の資格を取ると、更新するのに一定の条件が課されます。

例えば緩和薬物療法認定薬剤師の更新要件の一部分を抜粋します。緩和薬物療法認定薬剤師の認定期間は資格取得後5年間で、5年毎に更新しなければなりません。

認定期間内に、認定対象となる講習等を所定の単位(計100単位、毎年10単位)以上履修していること。

認定期間内に、本学会年会に2回以上および疼痛緩和のための医療用麻薬適正使用推進講習会(がん疼痛緩和と医療用麻薬の適正使用推進のための講習会)(厚生労働省、麻薬・覚せい剤乱用防止センター等主催)に1回以上参加していること

・認定期間内に、本学会年会あるいは別に定める学術集会において緩和ケア領域に関する学会発表(一般演題)を1回以上行っていること。 (2019年度より共同演者(共同研究者)可)。

・認定期間内に自身が薬学的介入を行った緩和ケア領域の症例について、症例数を報告するとともに、本学会所定の様式に従い5症例提示できること。

日本緩和医療薬学会より一部引用

このように認定薬剤師は一度取れば終わりではなく、更新のために努力し続けなけれればなりません。症例提示に関しては、しっかり患者さんに関わり経過を追い続け、医師と治療方針を検討しながら提案をして、その結果や自分の考察などをしっかり明示し文章化しなければなりません。

これは結構大変です。

一言で言って手間がかかりますし、簡単ではないです。認定資格は継続して学べる方でないと保有し続けることが難しいですね。

それゆえに薬剤師は勉強家です。また日常業務でも薬局で取り扱っていない薬剤を患者さんが内服していた時は、調べて相互作用など検証する必要があります。

また新薬が薬価収載されれば新たな機序、特徴的な内服方法(ロンサーフ、レボレードなど)があれば正しく把握しておく必要があります。

知らなければ即重大な事故に繋がる可能性があるため、生涯研鑽という項目は薬剤師は仕事をする上でほぼ当然のことだと思います。

気配りが必要な理由

仕事柄、患者さん、看護師、医師から相談を受ける形になります。

相談された情報について調べ、提案することが従来の業務ですが、もっと他職種と密にコミュニケーションを取っていくことで、各スタッフからのニーズを感じ自ら行動をしていくことがこれから求められていることだと思います。

なぜならば電子カルテ上に他職種からの情報は取ることは出来る一方で、電子カルテの情報では、記載されていない細かな情報を取ることは出来ません。細かな情報、タイムリーな情報は患者さんや、各スタッフから入手することになります。

これからは自ら患者さん、各スタッフへ積極的に話しかけ、悩みを抽出し、対策を積極的に発信し解決することが薬剤師に求められると思います。

発信が必要な理由

学会発表を参加し、実際に感じることは、あまりにもアットホームということです。質問内容もあまり出て来ませんし、ポスター発表も知り合いのポスターを見に来てそこで談話をしている光景を見ます。

もちろんポスター内容に価値がないということであれば残念ながら質問者は来ませんが、周りを見渡しても質問者がおらず、知り合いとお話をしている光景を見かけます。時間を掛けてスライド、ポスターを作られているので、もっと議論の場があってもいいと思います。

もちろん個人情報は絶対に開示してはダメですが。HPを作成したり、SNSの場でもっと発信をしていくことが重要だと思います。

発信することで、興味がある内容であれば反応をして頂けますし、本音で話される方もいらっしゃいますのでこちらも気づきがあったりします。

薬剤師はすべての医薬品に関し、主体性をもって社会的責任を果たす!

薬剤師の将来ビジョン 日本薬剤師会より引用

私はこの言葉はまさに学会だけではなく、社会に医薬品の役立つ情報を提示しろというように聞こえます。

今後の薬剤師に求められることについてご意見

貴重なご意見を頂いております。

質問内容の範囲が広いので様々な意見を頂いています。

このような意見が薬剤師だけでなく社会全体で共有できればと思います。

まだまだご意見を頂ければとてもありがたいです。

どうぞよろしくお願い致します。

まとめ:今後病院薬剤師が求められることは気配りと発信

まとめです。

仕事柄、薬剤師は相談を受ける形だと思いますが、

もっともっと患者さん、各スタッフと関わり、課題を発見、検証し、解決策を積極的に提案し、そして院内発信だけでなく学会発表、さらには社会に向けて積極的に発信することが求められていることだと考えております。

以上になります。

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