認定実務実習指導薬剤師になるメリットは?

人に教えている場面

こんにちは、イバスタです。

薬剤師
薬剤師

認定実務実習指導薬剤師になることって何かメリットあるのかな?

こんな悩みを解消します。

私の背景ですが

  • 認定実務実習指導薬剤師
  • 実習生を10人以上担当した経験あり

まだ認定を取って日は浅いですが、合計すると10人以上の指導経験はあります。

この記事では、認定実務実習指導薬剤師を取ろうか迷っている薬剤師向けの記事となっております。

では早速いきましょう!

認定実務実習指導薬剤師にメリットはあるのか?

考える薬剤師

先に結論を箇条書きします。

  1. 実習生とガッツリ関われる
  2. 実習生に教えることで自分の成長に繋がる
  3. 今の学生事情を知れる
  4. 将来は自分の後輩になるかもしれない

私が考えるメリットとしては、この4つかと思います。

学生とガッツリ関わりたい薬剤師ならば実務実習指導薬剤師の認定は取っておくと良いですね。

もちろん、実習生の受け入れについてはその薬局の判断になってはしまいます。

しかし認定を持っていなければ、実習生を受け入れることすらできませんので、取っておくと良いと思います。

さて実務実習指導薬剤師の認定を受けるためには認定実務実習指導薬剤師養成研修を受けなければなりません。

この研修の受講資格は以下の通りになっています。

  1. 薬剤師実務経験が5年以上であること。
  2. 薬剤師実務経験が、受講する時点において継続して3年以上であること、かつ、現 に病院又は薬局に勤務(勤務時間数が1週間当たり3日以上かつ20時間以上の場合に 限る。)している者であること。

この2つの要件は必須要件になります。

ちなみに6年制で卒業した薬剤師は3年目から前もって研修を受けることは可能です。

なお、6年制の薬学教育を受けて薬剤師となった者は、薬剤師実務経験が3年以上あれば、認定実務実習指導薬剤師養成研修を前もって受講することができるものとする。ただし、認定実務実習指導薬剤師の認定申請は、薬剤師実務経験が5年以上となってからでなければ行うことができない。

認定実務実習指導薬剤師認定制度実施要領より引用

ただし、申請は6年目に可能となりますので注意してください。

しかもここがとても重要です。

薬剤師実務経験5年以上というのは薬剤師登録をされた日から5年以上なので、決して入社した日ではないことを注意してください。

また大学院生時代にアルバイトで勤務したことは勤務時間に含まれないようなので、薬剤師として働き始めてからカウントになるということが注意するところです。

また研修を受講後認定申請をする時には

直近1年以上継続的に病院又は薬局において薬剤師実務に従事(勤務時間数が1週間当たり3日以上かつ20時間以上の場合に限る。)していること。

認定実務実習指導薬剤師認定制度実施要領より引用

研修を受講後、申請を後回しにしてしまうと、もしかしたら認定が取れなくなるかもしれないので、早めに申請をしておきましょう。

では実務実習指導薬剤師をとるメリットについて1つずつ説明していきます。

実習生とガッツリ関われる

人に教えている場面

指導薬剤師として実習生と2ヶ月半ガッツリ関わることになります。

実習生とか関わると、新鮮で面白く、毎回様々なストーリーを経験することができます。

実習にやってくる学生は色々なタイプがいます。

・初日からモチベーション高く、やる気に満ち溢れている学生。

・一見やる気はなさそうに見えて、結構熱い思いを持つ学生。

・製薬会社に最初から行きたくて実習はこなすだけだと思っている学生。

指導をする薬剤師は色々な学生を相手にしないといけませんし、2ヶ月半で目標とするレベルにまで到達させる必要があります。

さらには学生がまとめた日誌の確認。

それに対するコメントを書く必要があり、仕事後に実習生の日誌を確認するのは結構シンドイです。


イバスタ
イバスタ

一度に3人以上実習生を担当すると結構大変だと思いますよ。


同じことを教えたとしても、実習生毎に捉え方が違うので、それぞれに対ししっかりとしたコメントをするとかなり時間が取られます。

疲れるのは事実ですが、毎回新鮮な気持ちで学生と関わりあえて、2ヶ月半は短くも長くもないちょうど良い期間。

実習生とガッツリ関わり、感動あり、反省ありの実務実習指導薬剤師は面白いと思います。

実習生に教えることで自分が成長できる

成長グラフ

実務実習では学生に医療職場を通して実践力を身に付け成長させることが目的ですが、恐らく指導している薬剤師の方が成長します。

なぜなら、実習生に教えるためには、事前準備に多くの時間を費やしますし、理解してもらうためには、簡単な言葉に変えて表現する必要があります。

実習生の為に準備した内容は、そのまま患者さんへ薬剤を説明する時にも役立ちますし、医師への処方提案や、看護師へのアドバイスにも役立ちます。

もしかしたら、実習生に熱心に教えたとしても、反応がイマイチかもしれません。

しかし自分の学んだことは別のところで生かされます。

実習生を教える時間をもらって、自分の成長にも使えることができるメリットがあると思います。

今の学生事情を知れる

若者が談話している

実務実習に来た学生は、本人が断らない限りお食事や飲みに誘います。

最近は、飲みに誘ったりすると学生は弱い立場ということで、断れずにパワハラになるとの話もあるようです。

今は誘うにしても学生のキャラクターを見ながら慎重に誘うかどうかは決めています。


イバスタ
イバスタ

飲みに誘えないのはちょっと寂しいですが、世の中の流れですね。


飲みの場や食事の場など仕事から離れた時には、今の大学生の流行り、バイトの話など、自分の大学時代を思い出しながら、実習生の話を聞くことができます。

もしも、同じ大学出身だと、今の教授やお世話になった先生が今はどうなっているかなどを聞けたり、同級生が大学に戻ってきて教鞭を取っていたりと言った面白い話も聞けたりしますし、逆にこちらがもっと知りたくなるような話を実習生が持っているともあります。

私は6年生卒ですが、今の実習生の話を聞くと、私のいた頃から数年後だとしても大分変わっていることに驚かされます。

将来どの職業に就きたいのかと言った話などもここで聞けるので、相談に乗ったりして、時には就職対策のお手伝いをするのも面白いですね。

職場だとスタッフがあまり変化がないので、なかなか新鮮さが足りなくなります、実習生のようにフレッシュな人がきてくれることで、気持ちも若くなります。

将来は自分の後輩になるかもしれない

若い社会人

来てくれた実習生の中には、実習先が気に入り、就職したいという気持ちになってもらえるかもしれません。

自分たちの仕事に感動し、自分も病院薬剤師として働きたいという気持ちに実習生がなってもらえたのならばとても嬉しいですし、もしも就職し、将来の後輩になるとしたら、2ヶ月半もの間を一緒に過ごしたので、大体のキャラクターも分かります。

なので実務実習がスカウトのチャンスだったりします。

特に地方だと、なかなかきてくれる学生はいません。地方だからこそ、実習生を積極的に受け入れて、スカウトするのも良いかもしれません。

実習生と関わるのが苦手ならメリットがない可能性も

考え込む女性薬剤師

一方で、実習生と関わるのが苦手な場合は資格を取ると苦痛になるかもしれません。

なぜなら、資格を取った以上は実習受け入れの依頼がくるからです。

その場合、上司からの指示で実習生を受け入れてしまうと2ヶ月半は実習生の指導にあたる必要があります。

転職の為だとか、資格が欲しいからという理由で取ってしまうと、自分にとってデメリットになってしまう可能性があるので、他の認定資格を取ったほうが良いかと思います。

学生と関わるのが好きなら実務実習指導薬剤師の資格はメリットばかり。

調剤している場面

いかがだったでしょうか?

今回は実務実習指導薬剤師になったときのメリットについて解説しました。

実務実習指導薬剤師になったときのメリットを箇条書きにしますと

  1. 実習生とガッツリ関われる
  2. 実習生に教えることで自分の成長に繋がる
  3. 今の学生事情を知れる
  4. 将来は自分の後輩になるかもしれない

このようなメリットを得られることができます。

経験上残念ながら全ての実習生と仲良くなることはできないと思います。

実習生ごとにモチベーションやキャラクターが違うので、もちろん指導薬剤師と実習生との相性はありますので、準備をしても上手くいかない場合もあります。

これはどれだけ努力しても改善できない現状だと思いますが、それでもそれぞれの一人一人の実習生との思い出がありますので、ぜひ実務実習指導薬剤師の資格を取ってみてはいかがでしょうか?

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