こんにちは、イバスタです。
今回は病院薬剤師として働くメリットとして、他職種で仲良くできると、薬剤師としての働ける幅が広がるので紹介したいと思います。
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先に言います。病院薬剤師として勤務しているなら、絶対に他職種と仲良くなりましょう!
他職種連携して患者へ医療を行えることが病院薬剤師の醍醐味だと思いますし、何より薬学の知識が他職種と関わることで総合的な知識に変わっていきます。
例えば、薬剤師だけで患者さんの薬学管理についてアプローチすると、患者さんからの聞き取り、電子カルテ上で見ることができる検査値の結果、病名、既往歴、その他職種のカルテ内容の上での判断になります。
ここに他職種と関わりをもつと、カルテには書かれていなかった、より詳細で具体的な患者さんの情報を手に入れることができるので、より患者さんに利益に繋がる処方提案などができるようになります。
つまり薬学の知識だけでなく、医学、看護学、リハビリ、栄養、保険点数、地域連携など、仲良くなっただけ学べることがとても多くなります。そして全ては患者さんへの利益につながります。
そして、他職種と連携した経験は、もし転職しても、とても役立つものだと思います。
では各職種で仲良くなると、なにが学べるか解説していきます。

医師と仲良くなるのは薬剤師としては仕事の一環といっても差し支えないと思います。
仲良くなることで、処方提案をしやすくなりますし、医師から相談される機会が増えます。
処方提案の回数が増えてくれば、自然とその為の勉強も増えてきて自分の経験値もあがります。
それだけではなく、医師から教えてもらったり、些細なことでも質問出来たりとメリットがたくさんあります。
気が合えばもしかしたら将来開業の話も出てくるかもしれませんね。
医師仲良くなるためには、まずは医師と顔を合わせ話ができる関係にならないといけません。電話ですと顔を顔を覚えてもらえません。可能な限り対面で話をしましょう。もちろん話しかけることに緊張したり、自分の知識が正しいかな、突っ込まれたらどうしようといった悩みもあると思います。
当初私も、こちらから話かけることにためらいがありました。失敗も何度もしています。
しかし何度も顔を合わせることで徐々に慣れて行きました。
まずはご自身の中で話しかけやすい医師や研修医の先生方に話しかけ、徐々に慣れていくのがいいかと思います。
またプライベートでも誘っていただくと仲良くなるかと思います。
全ての先生が飲み会が好きではないので、ご自身の趣味で合う先生がいたら、積極的に関わってみるといいですね。

最近では男性の看護師さんも増えてきましたが、今も職場では多くの女性看護師さんが働かれています。
看護師さんは病院の中でもっとも患者さんと接している時間が長いですから、それだけ詳細に患者さんの情報を知っています。
今日は食事があまり取れなかったけれど、なぜあまり取れなかったのか。気分は落ち着いているのか、イライラしているのか、服薬指導して患者さんはどのレベルまで分かってくれそうか。点滴のラインは取れそうなのか?など色々な情報を教えてくれます。
なので、看護師さんと仲良くなると患者さんの現在の状況について多くのことを学ぶことができます。
看護師さんと仲良くなるためには、看護師さんが助かったと思ったことを積極的にすることです。
よくあるのが点滴のルートについてです。
患者さんによっては投与する薬剤の種類が多いため、限られたルートの中で投与の順番、同時投与が可能かどうかなど検討する必要があります。
多忙な業務の中でなかなかそこまで調べられる時間はありません。
このような時に役立つ情報を提供することで、看護師さんから信頼を得ていきましょう。

リハビリの方(理学療法士:PT、作業療法士:OT、言語聴覚士:ST)と仲良くなりますと、特に患者の現在状況および今後どれくらいの生活レベルに持って行くことができるのか、その予想を聞くことができ、それによって使用できる薬剤選択に繋がります。
例えば、STさんと仲良くなると、患者さんの嚥下機能(飲み込みの機能)ついて評価しているので、錠剤はスムーズに飲み込めるのか、粉砕や簡易懸濁にした方がいいのか。そもそも飲み込みが難しく点滴に切り替えた方がいいのかと言った情報を知ることが出来ます。
PTさんと仲良くなると、患者さんがいつ、どこで、どういう風に痛み、しびれを感じるのか。という情報を教えてくれます。そうすると現在の処方薬で患者さんへの疼痛コントロールは大丈夫なのか、今後どのようになっていきそうなのか、評価と予想をすることが可能となって行きます。
リハビリさんも現在患者さんがどのような薬剤を内服しているのか把握する必要がありますので、分からないところを教えてあげるなどすることで、仲良くなることができます。

ケアマネージャーさんと仲良くなると患者さんの家庭の背景や、社会的問題(金銭的な問題など)患者さんの退院後の状況を踏まえた上での薬剤提案をすることができるようになります。施設によっては出来るだけ安い金額にして欲しいといった要望が出てくるので、なるべく後発品で、なければ代替薬の後発品を提案し、処方設計します。
病院薬剤師は薬剤の知識は豊富ですが、保険点数などの医療経済は接する機会が少なく、弱い部分かと思います。
医療保険、介護保険に詳しい、ケアマネージャーさんと仲良くなることで、医療経済、保険点数に対して詳しくなれる機会を得ることができます。

いかがだったでしょうか、他職種と連携すると得られる、メリットについてお話し致しました。
もちろんその分だけ薬剤師の負担が多くなるのは否めません。
仕事量が増えるじゃないか、自分の領域だけやっていればいいというのも言う通りではありますが、そこから得られるものもたくさんあります。
自分で自分の立ち位置を決めちまったら
そっから進めなくなるぞ
アンザングシンデレラより引用
薬剤師の仕事も御自身で調剤、監査だけと自分の立ち位置を自分で決めてしまったらそこから進めなくなります。
自分の可能性を広げるためにも是非他職種と仲良くなり、様々な事を知ってみてはいかがでしょうか。
以上です。

